せどりで扱う商品が多くなると悩むことが在庫の置き場所です。では、在庫はどのように保管すればよいのでしょうか。

AmazonのFBAを利用する

AmazonではFBAというサービスを用意しています。
このサービスを使えばAmazonが在庫管理をしてくれるだけでなく、商品の発送まで行ってくれます。
まず、Amazonの出品用アカウントを作成します。出品者情報として連絡先やストア名が必要です。

そして、売りたい商品の登録をします。すでに商品が販売されているので、一から商品ページを作成する必要はなく、コンディションや出品価格などを入力していきます。
FBAを利用するためには、Amazonの倉庫に商品を納品します。
そのための手続きと商品ラベル貼りが必要です。ラベルはAmazonなどで販売されています。
後は売れることを待つだけです。
FBAは利用料金がかかりますが、これなら自分で在庫を保管する必要がありません。

自宅を利用する

本、CD、DVDなどあまり大きくないものなら、自宅で保管できることがあります。商品を手元に置いておけば、どういったものがどれくらいあるのかわかりやすいことでしょう。
自宅での保管なら手数料を取られることもなく、仕事で使っている一部の部屋の賃料は経費に計上できます。
経費にできるのは仕事で使っている部屋の賃料のみで、家全体にかかる賃料ではないことに注意をしてください。
詳しくは税理士さんなどに相談をするとよいでしょう。

事務所を借りる

事務所を借りて在庫保管をするという方法もあります。
しかし、これはおすすめできない方法です。
事務所を借りるとそのための費用がかかります。
せどりで大きな額を稼げているようなら事務所を利用することを考えてもよいかもしれませんが、まだあまり稼げていないときに事務所を借りてしまうとコストばかりがかかります。
稼いだ分から事務所の賃料を支払うことになり、結果的に手元に残る分は少なくなります。
事務所を持っている在庫保管場所も確保ができるし、かっこいいイメージもあるかもしれませんが、よく考えてからにした方がよいでしょう。

せどりで仕入れた在庫の保管方法にはこういったものがあります。
それぞれメリットやデメリットがあるので、自分にあった方法を選ぶとよいでしょう。
また、商品を仕入れるときには在庫の管理方法を考えておく必要があります。置き場所を確保していると、商品仕入れの際にも安心できます。